災害対策

安全です歴史的に見ても被害の少ない地域でございます。

歴史的に見ても被害の少ない地域であり、安全です。

南海トラフ地震の津波による推定津波浸水域の図

南海トラフ地震の津波による推定津波浸水域の図

当院は南海巨大地震に伴う津波の浸水想定区域外にあり、約200年前に発生した「安政東海地震」の際も津波被害がなかったと記録され ている地域でございます。 万が一津波が発生しても、継続的に医療サービスをご提供できます (自家発電装置・受水槽完備)。

災害対策

自家発電装置屋上に自家発電装置を設置することにより、大きな津波など不測の事態が発生した場合でも、発電機への被害を受けにくいと考えられます。
また、各透析装置にもバッテリーが搭載してあるため、万が一の場合でも電力はストップせず透析を行えます。
受水槽当院は受水槽も併設しております。非常時に水道管異常が発生した場合でも、水資源の確保ができます。
また水質検査も定期的に行っており、きれいな水を常に供給できる準備を日ごろから行っております。
井戸地下30mから汲み上げている井戸水を館内全ての水に使用しております。
水質に関しては51項目の検査をクリアしており、透析や飲み水など安心・安全に使用できることが証明されております。また井戸水を使用していることから、災害時に供給が止まることが極めて低いと考えられ、全ての患者さまへ安定した透析を行うことが可能です。

井戸

上記の災害対策でも記載した「井戸」に関して、透析病院における「井戸」のメリットをご紹介いたします。

水質変化が起こりにくい

当院で使用している井戸は「深井戸」に分類されます(深さ30m未満の井戸を一般的に「浅井戸」、30m以上を「深井戸」と呼びます)。井戸を掘る専用の機械を用いて硬い岩盤下にある地下水脈まで到達させ、そこに鋼管と呼ばれる耐久性に優れた管を挿入することにより、安定した水量の供給と地表の圧力に耐えることが実現しています。また硬い岩盤下の地下水を利用することで、災害などがあった場合でも地表の変化を受けにくくなり、一年を通して水質や水温が一定である安定した水をくみ上げることができます。

優れた水質

深井戸の特徴として【非常にきれいであり、豊富な水量である】ことが最も大きなメリットと言えます。先に説明したとおり、掘削機を用いて深さ30m以上の硬い岩盤下まで到達させており、地層で自然ろ過された大変キレイな水を水源として確保できています。なお、当院の井戸水は株式会社東洋検査センター(静岡県飲料水水質検査事業登録56水第9号)が実施した51項目の検査をクリアし、厚生労働省第101号水質基準に適合していることから最大レベルの安全性も実証されています。そのため飲料水はもちろんのこと、透析で使用する水を含む館内全ての水としても安心して使用しています。

災害時に強い

最後に井戸水が災害時に優れている最大のポイントとして【公共の水源に頼らず、独立した水源を確保できる事】があげられます。2022年に発生した台風15号による甚大な被害は、興津川にある承元寺取水口上部に土砂や流木が入り込んだことが起因した断水であり、13日間で延べ6万3千世帯を苦しめた事としても大変記憶に新しいものであります。その時の記憶までさかのぼりますと、普段通りの透析治療を実施できていたクリニックには、やはり井戸が設置されておりました。当院では幸いなことに、開院から現在に至るまで断水を経験しておりませんが「備えあれば患いなし」ということで、水準の高い検査をクリアしている井戸を設置し、自然災害などが発生した場合も普段とまったく変わらない透析治療が実施できるように対策をしております。

透析装置

東静岡腎クリニック

しぶかわ内科クリニック

ページトップ