オンラインHDF

オンラインHDF

第26回日本臨床工学会(京都)に参加してきました。

2016年5月26日

国立京都国際会館

国立京都国際会館

特に興味を持ったテーマは、「臨床工学技士の10年後を見据えたキャリアデザイン」です。
内容は「臨床工学技士のキャリアを洞察する」「医療職者に必要なリーダーシップとは?」
の2部構成でした。
このセッションに集まった臨床工学技士たちは医療の質の向上のために
尽力することはもちろんのこと、
医療環境を改善し、目の前の患者さんに貢献したいという強い意志を
持っていることが会場の雰囲気から伝わりました。
これからも患者さんをはじめ、地域社会にご評価していただける施設になれるよう、
スタッフ一同、常に進化し続けていきます。(斉藤)
会場庭園

会場庭園

透析液清浄化の取り組みについて!

2016年3月2日

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透析液清浄化は、臨床工学技士として従事する我々にとりましてとても重要なテーマです。
そのようなテーマが2月18日に静岡で開催されたので参加をしました。
透析液清浄化で世界的にご高名な楢村先生の特別口演を拝聴することができ、とても勉強になるセミナーになりました。

今回のブログには、私自身も透析液清浄化に20年以上取り組んできましたので、現在の取り組みについてご報告をさせていただきます。

透析装置のオートメーション化により、透析液水質管理も容易になり、透析学会が推奨する水質基準を満たしたウルトラピュアな透析液の安定供給が可能になりました。
しかしながら透析液水質基準を満たしていれば本当にそれでいいのか?というのが私の持論です!
オートメーション化が進んでも、我々透析に従事する臨床工学技士は、まだまだ手を掛けるべきところがあると考えています。

1.透析剤補充について

たとえば、透析剤補充です。
手指にはいろいろな菌が付着しているため、
透析剤を補充する際は、
手袋の着用と手指の消毒を徹底しています。

2.透析装置を洗浄する薬液剤の管理について

薬液タンクは廃止し、原液のまま使用しています。
その理由は、薬剤耐性菌を疑うからです!
この取り組みにより、濃度安定はもちろんのこと薬液もウルトラピュアです。

薬剤耐性菌について、楢村先生に質問をしたところ
現在研究中とのことでした。
薬剤の濃度は濃い状態で保管を推奨されていたので、
私共の施設は問題ないと考えられます。

3.カプラーについて

水質基準を満たしていてもカプラーに汚れが溜まっていては、本当の水質基準を満たしているとは断言できません。
今回のセミナーでもカプラー洗浄の必要性について説明がありました。

私共の施設でも最近主流となったクリーンカプラーを設置していますが、
毎日4台づつ一晩塩素消毒を行うことで、徹底的なクリーン化を図っています。

4.最後に

省力化・効率化等 デジタル化が是とされる時代であり、
人工透析装置や業務システムもオートメーションの進歩が目覚しいです。
それでもまだオートメーションで対応しきれていない課題が残されていることも事実だと思っています。
透析液清浄化の取り組みはアナログなものですが、このアナログな取り組みを円滑に行うためにも、
デジタル(オートメーション)との融合が不可欠であることも確かです。
オートメーションを過信せず最大限に活用しつつ、
現状の問題に気づける習慣と解決に導くための執着がとても重要です。
さらに対策を導きだせたら、どれだけ手を掛けるか(アナログ)!!
という“思考”と“行動”の連動が、医療の品質向上に不可欠ではないでしょうか。

今回は、透析液清浄化の取り組みについてでした!(斉藤)

みずほ腎クリニックは全装置オンラインHDFが可能です!

2015年11月13日

オンラインHDFについて

私共は『しっかり食べ』『しっかり透析』『しっかり動く(運動する)』という3つのスローガンを掲げて、日々透析治療を取り組ませていただいております。さらにもう一つだけ特色を付け加えわせていただくと、患者様に『たくさん笑って透析中を過ごしていただく』こともスタッフ一同大切にしています。

【オンラインHDFとは】
オンラインHDFのような透析液を体内に直接的に補液を行う治療法は、1990年代前半より国内において研究が積極的に始まりました。この方法は、透析と同時に体内に10~60L程度の透析液を血液回路から送り込み(補液)ます。それと同時に補液をすることによって体内に余剰となった同量の水分を連続的に除水(抜き取り)します。この作用を利用することで、透析ではなかなか不可能だった大きさの毒素の除去を可能にしました。
それから約20年が経過した2012年、オンラインHDFという治療法が診療報酬改定により認められ、この新たな治療方法は、全国の透析施設でも加速度的に普及しています。透析医学会が発行している「わが国の慢性腎不全の現況」によると、2013年12月31現在オンラインHDF患者は23,445人まで増加し、従来のオフラインHDFと合わせると、HDF患者が31,276人と全透析患者の約10%を占める状況である。

【臨床効果】
超純粋透析液を使用したオンラインHDFの臨床効果は、
学会で以下について報告されています。
 透析困難症に対する効果
  透析中の血圧低下軽減、下肢つりの軽減
 透析由来の腎性貧血・関節痛・かゆみ・イライラ・動脈硬化・慢性炎症の軽減
 栄養状態の改善

【治療条件】
治療条件は、以下の情報を元に決めさせていただいております。
 体格・シャントの状態
 採血結果
 透析中や透析後のご様子
 日頃のご様子

【最後に】
冒頭にもございましたように、『しっかり食べ』『しっかり透析』『しっかり動く(運動する)』という3つのスローガンとともに、スタッフ一同明るい笑顔を大切に、『オンライン“ハート”HDF』を目指しています。(斉藤)

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