オンラインHDF

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「目は心の鏡」=『機械室は透析液の鏡』

2017年11月15日


私共の施設は、患者様・ご家族どなた様でもご希望があれば『透析機械室』をいつでもご案内しています。透析機械室とは、水道水を精製して透析用に調整する装置や透析剤を調合して透析室に設置しているたくさんの透析装置に透析液を送液するための大きな装置が集まる部屋です。この部屋は、透析施設の心臓部と言っても過言ではありません。私は写真にある『透析液エンドトキシンがよくわかる本(1995)』の著者である竹沢真吾先生と同じ施設で働いていたこともあり、1990年前半からエンドトキシンなど透析液水質管理に運良く携わることができました。今でもお教えいただいたことを大切に守っています。透析業界としては、2000年頃から透析液水質に関心が高まり、現在ではエンドトキシン捕捉フィルターなど、水質を向上させるための設備さえ揃っていれば、容易に透析液水質基準を達成することが可能になっています。果たして“透析液水質基準”を満たしてさえいれば、本当にそれでいいのか?私はそれに対して強く「NO」と答えます。私の考えは、エンドトキシン・生菌の検査結果に満足するのではなく、透析液水質の理論的な知識を持っていることは大前提であり、機械室をキレイに保つことも大切だと考えます。『目は心の鏡』という諺がありますが、『機械室は透析液の鏡』という熱い思いを込め、仲間の臨床工学技士にも日々清掃に協力をしてもらっています。美味しい日本料理屋は、厨房もキレイですよね!それと同じだと思いませんか!?さらに透析水質にこだわっているとも申しません。それは当たり前の責任だからです。(斉藤)

日本臨床工学技士会・理事長就任パーティーに参加して  (横浜)

2017年10月21日


私が新人の頃から10年間お世話になった施設の元上司、本間 崇さんが、平成29年5月から日本臨床工学技士会・理事長に就任されました。
先日、有志OBにより『理事長就任パーティー』が開催され、私もお招きいただきました。
本間さんは今も変わらず、透析治療の現場でプライミング等をなさっているとのこと。私も本間さんの背中を見て育ち、本間さんが私の目標であり、理想の臨床工学技士像であることはずっと変わりません。それゆえ常に私は、どんなに忙しくても、職位や立場が変わろうとも治療の現場を大切に、かつ最優先に日々を過ごしています。在職中は本間さん、そして本間イズムを投入された多くの先輩たちから厳しく指導していただきました。ときには本間さんの“説教”で退勤時間をとっくに過ぎてしまうようなことも(笑)。それでも感謝し続けていられるのは、厳しさの中にたくさんの『愛情』を注いでいただいたからだと思っています。
退職して15年が経過しましたが、部下でいられたことに誇りを持ち、本間さんや先輩たちの名を汚さぬように一生懸命走り続けてきました。与えていただいた多くのことを私の仲間たちに継承することが、本間さんたちに対する恩返しにつながると信じています。本間さんは、臨床工学技士が取り組むべき『社会貢献』の必要性についても強く訴えていました。私も社会のためにお役に立てるようよりいっそう尽力していきます。(斉藤)
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http://www.ja-ces.or.jp/ce/?page_id=9

懐かしい写真を見つけて…

2017年10月16日

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懐かしい写真が見つかりましたので投稿させていただきます。
これは1995年頃に撮影したものです。私と一緒に写っている透析装置は、ドイツのフレゼニウス社製4008BというオンラインHDF治療が可能な装置です。同時期の国産透析装置はまだオンラインHDF非対応で、改造を施さなければオンラインHDFが不可能な時代でした。もちろん診療報酬もオンラインHDFを認めておらず、ごく一部の施設で研究をする程度に留まっていました。
我々研究班も、手探りでオンラインHDFの適正な治療条件を日々模索しながら、素晴らしい臨床効果を得ることができました。患者様も体調の変化からこの治療の良さを実感する方もいたくらいです。いつかはこのオンラインHDFが、日本の透析療法に導入されること夢見て情熱を燃やしていた頃でした。
余談ですがこの写真は、以前お世話になっていた施設のパンフレット用にプロカメラマンが撮影してくれたものです。完成を楽しみにしていたのですが、実際はモデルが悪くて不採用でした(笑)(斉藤)

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